子宮内膜症とホメオパシー その1

2015-08-10

子宮内膜症と言われている女性は多いと思います。子宮の内腔には子宮内膜組織があります。これが子宮の筋層内や卵巣内あるいは腸管や腹膜の表面などに存在することがあります。子宮の筋層内にある場合は子宮腺筋症といいます。卵巣に内膜組織があると月経のたびに少しずつ出血して卵巣の中に血液がたまります。卵巣の内膜症性嚢胞や古くなった血液がチョコレートを溶かした状態に似ているのでチョコレート嚢胞などと呼ばれています。内診、超音波、MRI、腫瘍マーカー、内視鏡検査などで診断します。不正出血、生理痛、不妊症などの原因となると言われています。治療は通常の医学ではホルモン療法や手術が行われます。ホルモン療法ではいわゆる卵巣の働きを止めて人工的に更年期状態をつくる方法、ピルや低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤で排卵を止める方法、黄体ホルモン(ジェノゲスト)を投与する方法などがありますがいずれも非生理的な状態を作り出すので副作用がありもちろん卵巣の働きを止めるので妊娠もできません。

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