更年期障害に悩む女性管理職よ。来たれ!その2
2014-12-18
更年期障害といえばわが国ではどこの産婦人科に行ってもホルモン補充療法が一般的だ。更年期は卵巣の働きが落ちて女性ホルモンが足らなくなる。だから薬として足らなくなった女性ホルモンを補充しようという発想だ。しかし本当だろうか。更年期にあっても何ら症状がない人もいるし、症状があってもその程度は色々ある。更年期障害を卵巣だけのせいにするのはおかしい。女性は卵巣だけで生きているのではない。女性=卵巣ではない。その女性の体質や子供や夫との関係を含む家庭内環境や職場環境などもあわせて考えるほうが自然だ。更年期はからだも心も人生のターニングポイントなのだ。ホルモン補充療法で使うホルモン剤はホルモン攪乱物質でもありからだのバランスを崩す副作用もあるので注意が必要だ。乳癌や子宮体癌が増えたり、血液が固まりやすくなり固まった血栓が肺の血管に詰まる肺血栓症が起こりやすいなど命に関わる重大な副作用がおこりやすい。また体重増加やなんとなく不調になることもある。
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