鹿児島の統合医療学会で発表してきました
2019-12-21
2019年10月7日に鹿児島市で行われた第23回日本統合医療学会で「ホメオパシーのレメディ選択にpolarity analysisは有用か」と題して発表してきました。内容は以下のとうりです。[目的]ホメオパシーにおける効果的なレメディの決定はしばしば困難なことがある。今回Polarity analysis(PA)がレメディの決定に有用かどうかを検討した。[対象と方法]2016年から2018年の2年間に当院を受診した10症例を検討対象とした。症例は更年期障害、月経異常、月経困難症、月経前症候群(PMS)、外陰搔痒症、便秘症、花粉症、蕁麻疹などであった。レメディ投与後の症状の改善度はGlasgow Homeopathic Hospital Outcome Score(GHHOS)で―4から+4までの9段階で評価した。[結果] すべての症例でPAにより選択したレメディにより症状が改善した。6症例が+4、2例が+3、1例が+2、さらに月経困難症を訴える不妊症例が妊娠した。[結論] PAによるレメディ決定法は短時間で容易にレメディを決定できる利点があり極めて有用である。当院ではpolarity analysisを利用して患者さんの症状解消に効果的なレメディの選択を行っています。
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