更年期を乗り切る ホメオパシーでは健康をどう考えるか その1

2015-06-02

頭が痛い、熱がある、お腹が痛い、めまいがする、眠れない、イライラするなど体に何らかの症状があると誰でも病気かなと思います。普段と違う異常があると病気かと思います。ところが私達は健康であることにはなかなか気がつきにくいのです。なぜかというと病気と違って健康には症状がないからです。こういう症状があれば健康ですとう言わないです。逆に言うと何も症状がなければとりあえず健康と言えるかもしれません。そのとりあえずの健康ですが健康といえば体の健康とか心の健康とかいいます。と言っても心と体は分けて考えることはできません。体は眼に見えますが心は眼に見えません。この心と体の二つは密接に絡み合っています。日本にも昔から心身一如という言葉があります。

心のやまいという言葉がありますが心が健康でないと色々と体に症状がでてきます。悩み事が多いと、胃や頭が痛くなり食欲が落ちます。つまり私達に何らかのストレスがかかると体の弱い部分に症状がでてきます。人によって症状がでる場所、つまりウィークポイントが違います。一番多いウィークポイントは頭と胃や腸の消化器と肩の三か所で頭痛、腹痛、肩こりが一般的です。この三点セットは女性に非常に多い症状です。婦人科外来でもお腹が痛い、特になぜか右側、と訴える女性がよくきます。多くは子宮や卵巣に異常があるのではないかと心配してくるのですが異常のないことが多いです。体が健康であれば心も健康になるし、逆に体の調子が悪いと心の状態も悪くなります。いわゆる心身相関ということですね。

          最近私は皇居の千鳥ヶ淵でランニング中に桜の木の根っこにつまずき転倒し顔に14針縫う大けがをしてしまいました。その直後に気持ちが落ち込んでうつ状態になってしまいました。しかし傷が癒えるにつれてまた心の状態も回復してきました。もちろん私の体質にあいうつ状態によく効くヒ素のレメディをしっかり服用しましたがこれはそのよい例ですね。では心を健康に保つにはどうしたら良いでしょうか。体と心が一体であると考え現代医学のように体の症状だけを取り上げるのでなくその人の考え方や体質まで考慮するホメオパシーでは健康ということをどう考えているのでしようか。

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