Archive for the ‘未分類’ Category
更年期を乗り切る ホメオパシーでは健康をどう考えるか その1
頭が痛い、熱がある、お腹が痛い、めまいがする、眠れない、イライラするなど体に何らかの症状があると誰でも病気かなと思います。普段と違う異常があると病気かと思います。ところが私達は健康であることにはなかなか気がつきにくいのです。なぜかというと病気と違って健康には症状がないからです。こういう症状があれば健康ですとう言わないです。逆に言うと何も症状がなければとりあえず健康と言えるかもしれません。そのとりあえずの健康ですが健康といえば体の健康とか心の健康とかいいます。と言っても心と体は分けて考えることはできません。体は眼に見えますが心は眼に見えません。この心と体の二つは密接に絡み合っています。日本にも昔から心身一如という言葉があります。
心のやまいという言葉がありますが心が健康でないと色々と体に症状がでてきます。悩み事が多いと、胃や頭が痛くなり食欲が落ちます。つまり私達に何らかのストレスがかかると体の弱い部分に症状がでてきます。人によって症状がでる場所、つまりウィークポイントが違います。一番多いウィークポイントは頭と胃や腸の消化器と肩の三か所で頭痛、腹痛、肩こりが一般的です。この三点セットは女性に非常に多い症状です。婦人科外来でもお腹が痛い、特になぜか右側、と訴える女性がよくきます。多くは子宮や卵巣に異常があるのではないかと心配してくるのですが異常のないことが多いです。体が健康であれば心も健康になるし、逆に体の調子が悪いと心の状態も悪くなります。いわゆる心身相関ということですね。
最近私は皇居の千鳥ヶ淵でランニング中に桜の木の根っこにつまずき転倒し顔に14針縫う大けがをしてしまいました。その直後に気持ちが落ち込んでうつ状態になってしまいました。しかし傷が癒えるにつれてまた心の状態も回復してきました。もちろん私の体質にあいうつ状態によく効くヒ素のレメディをしっかり服用しましたがこれはそのよい例ですね。では心を健康に保つにはどうしたら良いでしょうか。体と心が一体であると考え現代医学のように体の症状だけを取り上げるのでなくその人の考え方や体質まで考慮するホメオパシーでは健康ということをどう考えているのでしようか。
日本産婦人科学会で発表
平成27年4月11日にパシフィコ横浜で行われた第67回日本産婦人科学会の学術講演会で「更年期外来におけるホメオパシーの有用性」と題して発表をおこないました。日本産婦人科学会の過去67年の歴史のなかでホメオパシーの演題が発表されたのは今回の私の発表が初めてです。要旨は以下のとおりです。
[目的] 更年期外来には更年期障害のみならず症状がよく似た不安障害やうつ状態その他これらの混在した状態などのさまざまな患者が来院する。更年期障害の治療はわが国ではホルモン補充療法が主流であるがホルモン剤の長期服用による心血管障害や子宮内膜癌、乳癌などの副作用の発生に注意が必要でありまた体重増加や体調不良を訴えることも少なくない。代替療法の一つであるホメオパシーはわが国では認知度はまだ低いが諸外国では更年期障害その他の疾患の治療に広く利用され副作用もなく有用な治療法とされている。しかし本邦での報告は少ない。そこで更年期外来におけるホメオパシーの有用性を後方視的に検討した。
[方法] 初診時1時間程度かけて病歴を聴取してSDS、CMI、クッパーマン更年期指数などを参考に疾患のふるい分けを行った。それをもとにインフォームドコンセントをとりレパートリゼーションを行いレメディ、ポテンシー、投与方法を決定した。有効性をGlasgow Homeopathic Hospital Outcome Scale(GHHOS)に基づき+4から–4の9段階で評価した。
[結果] 2010年11月より2014年8月までに37才から58才(平均46.6才)までの合計22名が受診し内訳は更年期障害7名、不安障害11名、うつ軽症1名、月経前症候群2名、月経困難症1名の合計22名であった。これらにレメディを投与しえたのは17名で、効果判定が可能であったのは12名であった。この内GHHOS +1以上の効果があったのは8名、67%であり、0~+1が2名、0で不変が1名、0~-2で悪化が1名であった。また副作用はなかった。
[結論] 更年期障害をはじめとして不安障害やうつ病などが来院する更年期外来においてホメオパシーが有用かつ安全である可能性が示唆された。
更年期障害とホメオパシー体験記
体調がなんとなく悪いな~と私が感じた年齢が46才でした。とにかく体は疲れて、いつも倦怠感があり、夜間も熟睡できず何度も目がさめる状態でした。からだの手先と足先の冷えにも悩まされ、意欲低下もあり今までこなしていた家事などの能率の悪さで私自身いつもイライラしていました。更年期障害ではないかと思いました。自宅近くの婦人科を受診して漢方薬やホルモン剤を処方して頂いておりましたが、症状はあまり改善されませんでした。
48才の時にホメオパシーという治療法があるのを知り、初めて神宮の森レディースクリニックのホメオパシーの治療を受けさせて頂きました。まずは1時間半くらいかけて私の悩みを細かく聞いて下さりました。丁寧なカウンセリングで心がすっきりしました。そしてその後、先生が数日かけて色々と調べてくださり、私と波長が合うというレメディを見つけて下さりました。それはフォスフォラスという鉱物の燐からつくるレメディでした。私は燐と波長が合うのだそうです。それを数日間服用し何日か経過したところ私の今までの体の不調が魔法のように消え去っていきました。そして49才を迎えましたが今ではその症状は改善され毎日生き生きと生活が送れています。前向きに明るくて毎日が楽しく仕事も家事もてきぱきとこなせるようになりました。
片山先生のカウンセリングとレメディのおかげだと思います。先生との出会いがなかったらおそらくホルモン剤の薬漬けになっていたと思います。それでもホルモン剤でここまで改善されるとは思いませんので本当にレメディで症状を改善して下さりありがとうございました。心より感謝申し上げます。これから50才を迎えるのが楽しみになりました。
妊婦さんや授乳婦さんの花粉症
今年もまたもうすぐスギ花粉症の季節が始まります。スギの花粉によるアレルギー反応でおこるスギ花粉症は内科や耳鼻科で薬をもらって飲んでもなかなか症状が良くなりません。この季節になるとマスクをする人で町はあふれます。したがって花粉症の抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などの通常の医療に対する満足感は非常に低いのが実情です。
スギ花粉症といえば最近のトピックスは舌下免疫療法です。脱感作療法といって徐々にスギ花粉に対して体を慣れさせる治療法です。しかしせっかく最近、登場したこのシダトレンといわれる舌下液も多くの問題点があります。まず治療期間が長いのです。なんと治療期間は4~5年といわれています。効果が出てくるまでにも2~3ヶ月かかかり、即効性はないのです。毎日毎日4~5年間も内服が必要です。しかも良くなるのは患者さんの8割くらいで1~2割は効果がないのです。また、まれですがアナフィラキーショックといって血圧低下など命に関わる重い副作用もあります。さらに費用的にも安くない。さらに発売後の1年間は2週間しか処方されないので2週間毎に病院に行く必要があります。2年目以降も1カ月に1回は受診が必要などせっかく待ちに待った舌下療法だがこれでは利用する人はいないのではないでしょうか。
そこに行くとホメオパシーは花粉シーズンに毎日寝る前に小さな白い粒を口に含ませるだけでいいのです。8週間だけ使用すればいいし、飲み始めて1~2週間で眼のかゆみや鼻つまりなどの症状がとれて効果がでてきます。また副作用がないので妊娠中や授乳期にも安心して使用できるのが最大の特徴です。妊婦さんや授乳婦さんにもっとも優しい治療法といえます。スギ花粉症に悩める方は是非お試しください。なお当クリニックは花粉症に限り男性の方も受診可能です。
主婦の更年期障害とホメオパシー
55才の主婦は50才くらいから首から上がいきなりカーッと熱くなり火が燃えているみたいな症状がでてきた。いわゆるホットフラッシュだ。と同時に汗も吹きでる。しかし足は氷のように冷たい。イライラして怒りっぽくなり夫に対して腹が立ち、あたりちらすようになった。ふとどうしようかと急に不安になることもある。困難に直面しても諦めないで前進するタイプ。嫉妬心は全然なあっさりしている。反対されても自分の意見をとおす。芯が強くてものすごく涙もろい。自分では優しいと思う。人からも優しい人ねと言われる。人のために何かすることが好きで人に優しくて、ものすごく涙もろい。芯は強く誰かと一緒にいるのが好きで慰められると有難いと思う。体動かすのが好きで二日間外に出ないと気が滅入る。熱がりで冷え症。季節的には秋から冬が好き、春から夏は苦手。以上よりプルサティラ(和名は西洋翁草)というレメディを選び投与することにした。1日1粒を週2日だけ寝る前に口の中で溶かした。これを毎週続けた。1ヶ月後には怒りっぽいのが少なくなってきた。2ヶ月後にはホットフラッシュも改善、汗もでなくなり、イライラもおさまってきた。3ヶ月後にはホットフラッシュはほとんどなくなった。4ヶ月後には精神的には落ちついてきてまた楽天的になってきた。5ヶ月後にはすっかり良くなった。 プルサティラはキンポウゲ科オキナ草属の多年草で涼しい気候の雨の少ない土壌に群生している。一斉に花を咲かせる。風に吹かれてゆらゆら揺れるが、芯が強く、折れ曲がらない。移植を嫌う。花のつぼみがうなだれている。花の色は濃い紫。
更年期障害に悩む女性管理職よ。来たれ!その3
その点、ホメオパシーは副作用が無く安心できる。からだの症状だけを取り上げるのではなく寒がり暑がり、冷たい飲み物や食べ物が好き、温かい飲み物や食べ物が好き、外の空気を吸うのが好きなどのいわゆる体質や心配性だとか逆にのんきで鷹揚な性格などの心の状態も考慮してその人の全体をみてレメディを選ぶ。卵巣のみを見てひとを見ないホルモン補充療法と違って臓器も見るが人も見るのがホメオパシーだ。レメディの原材料は植物、動物、鉱物など自然界にある物質を希釈、振とうを繰り返して作る。つまり自然界の物資が持つエネルギーを利用する。もともと人にそなわっている自然治癒力を刺激して自然に元気になってくるという発想なのだ。究極の体に優しい治療法といえる。患者さんとレメディの波長が合うと更年期症状は劇的に改善する。
更年期障害に悩む女性管理職よ。来たれ!その2
更年期障害といえばわが国ではどこの産婦人科に行ってもホルモン補充療法が一般的だ。更年期は卵巣の働きが落ちて女性ホルモンが足らなくなる。だから薬として足らなくなった女性ホルモンを補充しようという発想だ。しかし本当だろうか。更年期にあっても何ら症状がない人もいるし、症状があってもその程度は色々ある。更年期障害を卵巣だけのせいにするのはおかしい。女性は卵巣だけで生きているのではない。女性=卵巣ではない。その女性の体質や子供や夫との関係を含む家庭内環境や職場環境などもあわせて考えるほうが自然だ。更年期はからだも心も人生のターニングポイントなのだ。ホルモン補充療法で使うホルモン剤はホルモン攪乱物質でもありからだのバランスを崩す副作用もあるので注意が必要だ。乳癌や子宮体癌が増えたり、血液が固まりやすくなり固まった血栓が肺の血管に詰まる肺血栓症が起こりやすいなど命に関わる重大な副作用がおこりやすい。また体重増加やなんとなく不調になることもある。
更年期障害に悩む女性管理職よ。来たれ!その1
女性の社会進出につれて管理職も増えてきた。管理職になるのは年齢も40才から50才代にかけてだ。管理職ともなれば男性でも心身ともに強いストレスを受けるのが普通だ。ましてはちょうど更年期と重なる時期にあたる女性ならさらにストレスは増加する。当然体の不調を訴えることが多くなる。急にかっと首から上が熱くなり汗が吹き出る、動悸がする、しかし手足は冷たく冷える、眠れない、イライラする、不安感が強い、肩こりや腰痛、頭痛、手足の関節が痛いなどがあると更年期障害かと思いやすい。しかしこれらの症状は何も更年期障害とは限らない。甲状腺の疾患や、糖尿病、さらにうつや不安感の強い人にもまったく同じような症状がおこる。したがってまず最初にこれらの見極めが大切である。これらの病気でないとなれば更年期障害となる。
花粉症の治療を始めました
花粉症でお困りの女性の方へ
ホメオパシーで花粉症をなおしませんか
ホメオパシー(Homeopathy)は今から200年前にドイツから始まった医療体系です。
ホメオパシーで使う薬をレメディといいます。 植物、動物、鉱物などのごく普通に自然界に
存在する物質を抽出して希釈と振盪を繰り返します。これを小さな白い粒にしみこませて口に
含んで身体症状を改善させます。抗アレルギー剤とちがって眠くなったりする副作用がまった
くありません。神宮の森レディースクリニックでは女性を対象にしてホメオパシーによるスギ
やヒノキ、ブタクサなどによる花粉症の治療をおこなっています。レメディを毎日一粒寝る前
に服用するとⅠ~2週でぴたっと効果がでます。花粉シーズンに8週連続服用します。また
胎児にまったく影響がないので妊娠している方も安全に服用できます。
完全予約制ですので待ち時間はありません
診療日 月 火 水は午後7時から9時まで 金 土 日は午前10時から午後9時まで
自費診療ですので健康保険は使えません。 初診料 3000円 レメディ代 4週分 5000円
受診ご希望の方はホームページhttps://jingunomori-ladies-clinic.comの予約フォームからお申込みください。
予約受付
ホームページ内の予約フォームをご利用して頂くか電話でも予約できます。
« Older Entries Newer Entries »